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2009/06 Ground Squirrel

Ground Squirrel young

09年6月 コロンビアジリス

春から夏の終わりまで、いたるところでジリスを見かける。草原はもとより湖畔や道路沿い、キャンプ場など、開けていて草があるところには、必ずと言っていいくらいに、どこにでもいる。僕には見慣れすぎて、もはやわざわざカメラを向ける気にはならないくらい、たくさんいる。だから熱心にジリスの写真を撮る観光客を見ると、20年前の自分を思い出し、どうぞお撮りなさい、お撮りなさい、そのうち飽きますから、と心の中でつぶやくのだった。

Ground Squirrel

しかし、6月から7月、あどけない顔をした、オトナの半分くらいのジリスの子どもが巣穴から出てくると、その可愛らしさに、思わず写真を撮らされてしまう。ましてや、ジリスたちがじゃれあっていたりすると大げさな望遠レンズを振り回し、時には腹ばいになって、ムキになってシャッターを押しまくる。フィルムカメラの時代は、それでもフィルム代のことが気になるから自制というものがあったが、デジカメはそんなもの無制限だからいけない。観光客が見たら、このおっさん、さぞかしジリスが珍しいんだろうなあ、と思うにちがいない。